Concept
自惚れろ経営者達。
前時代的な経営者のステータスは我々の心を躍らせるのか。
我々は美しいに飢え、格好良いに恍惚とし、
その憧れに自身を近付けることで胸を高鳴らせる。
経営者が持つべきは美意識であり
それを核として自社の製品やサービスを磨き高め
製造する者、販売する者、使用する者それぞれに同様の愛着を生む。
ナルキッソス研究所では、美意識を高めることに喜びを感じる次世代の経営者が集い、
自社の事業とは本来距離のある活動を行うことで
その経験から得たエネルギーを自社の経営に還元することを目的としている。
ナルキッソスとはギリシャ神話に登場する美青年の名前である。
彼は水面に映った自分に心を奪われるが、実らぬ思いに憔悴し、命を落とした。
その場所にはやがて一輪の水仙の花が咲く。
水仙の花言葉は「自惚れ」。
自惚れは一般的に自分の能力に対する過信として表現されるが
我々には自身を高める原動力のように映る。
志を同じくする者が集い、情熱を持って馬鹿を行う過程を共にする。
この活動が自惚れを研ぎ澄まし
いずれそれぞれの事業に相乗効果をもたらすだろう。
この世界に格好良い会社が増えていくことを信じてやまない。
Member
Sato Yoshinori
1988年東京都生まれ。真空機器製造会社の四代目。
美大卒で「カッコイイもの」が好き。
次世代の経営者に必要なのは美意識であるという考えのもと、
同志に出会うべく「ナルキッソス研究所」を立ち上げる。